●平成13年6月1日(金)〜8月31日(金)
●毎月月曜日〜金曜日まで(午前8時〜午後5時)
●運行日数[70日間] |
第1期試験運行は、全行政区をカバーする東部線・西部線の2コース(1回一律300円)とまちなか線(1回一律100円)で、平成13年6月1日(金)〜平成13年8月31日(金)(基本:月曜日から金曜日までの午前8時から午後5時まで)までの運行日数は70日間(14週間)であった。送迎サービスの利用者数総累計は4,252人、1日平均利用者数は60.7人であった。
試験運行にあたり、事前登録者は小高町世帯数の約3分の1にあたる1,100世帯に達したが、利用予定便の30分前までに「まち情報センター」に電話予約と利用券の事前購入が必要であることや、停留所のない乗合方式などの理解が充分でなかったこともあり、6月の1ヶ月間の1日平均利用者数が39.4人とかなり苦戦した。また、無料試乗会などによる宣伝期間が無かったことも影響したと思われる。 |
| 〔1〕運行実績 |
| 月別の1日平均利用者状況は、図1-1に示すとおり、6月は906人(1日平均利用者数39.4人)と伸び悩んだ。そのため、各地区老人会への説明会及び老人会女性部リーダーへの試乗会の開催を重ねた結果、口伝いに利用者が広がり7月は1,363人(1日平均利用者数62.0人)、8月は1,983人(1日平均利用者数79.3人)と急激に伸びた。 |
| 図1-1 第1期試験運行月別1日平均利用者状況 |
 |
| 月別利用者等内訳状況は、図1-2に示すとおり、運行日数70日で利用者総数は4,252人であった。1日平均利用者数は60.7人、300円エリア利用者数は3,033人(71.3%)、100円エリア利用者数は1,219人(28.7%)となっており、実利用者収入における平均単価は242.7円であった。 |
| 月別 |
運行
日数 |
利用者数 |
1日平均 |
300円エリア |
100円エリア |
実利用者
収入合計 |
平均単価 |
| 人数 |
% |
人数 |
% |
| 6月 |
23 |
906 |
39.4 |
688 |
75.9% |
218 |
24.1% |
228,200 |
251.9 |
| 7月 |
22 |
1,636 |
62.0 |
886 |
65.0% |
477 |
35.0% |
313,500 |
230.0 |
| 8月 |
25 |
1,983 |
79.3 |
1,459 |
73.6% |
524 |
26.4% |
490,100 |
247.2 |
| 計 |
70 |
4,252 |
60.7 |
3,033 |
71.3% |
1,219 |
28.7% |
1,031,800 |
242.7 |
| 土日祝日を除いた曜日別平均利用者人数の月別状況は、図1-3に示されているとおり、金曜日が最も利用者が多く、次いで月曜日となっている。
この理由として、金曜日には町立病院に「整形外科」の診療科が開設されることがあげられる。 |
| 図1-3 曜日別平均利用者人数(土日祝日除く) |
 |
8月の乗降場所別利用状況は、図1-4に示されているとおり、東部・西部線からまちなか行き便での下車場所は、「医療機関」が51.7%と5割以上を占めており、次いで「まちなかエリア」が13.4%、「商店」が12.7%と続いている。
また、帰りの便の乗車場所は、8月に入って「医療機関」(37.5%)を抜いて「商店」(45.0%)が第一位となった。
利用状況のデータは、路線と時間毎の上り(まちなか行き便)・下り(帰り便)別に乗車場所と下車場所が集計できるようになっており、その集計表をみれば、世代別、行政区別、目的場所別の利用状況が一目瞭然に把握することができることから、月に1から2回開催される「まちタクシー運行委員会」では、データを活かした戦略的なマーケティング会議を行うことができた。 |
| |
東・西部線 |
まちなか線 |
| 乗降場所 |
まちなか行き便 下車場所 |
帰り便 乗車場所 |
乗車場所 |
降車場所 |
| 医療機関 |
367 |
51.7% |
318 |
37.5% |
174 |
39.8% |
138 |
31.6% |
| 自 宅 |
17 |
2.4% |
30 |
3.5% |
121 |
27.7% |
134 |
30.7% |
| 商 店 |
90 |
12.7% |
382 |
45.0% |
78 |
17.8% |
60 |
13.7% |
| 町役場 |
4 |
0.6% |
3 |
0.4% |
1 |
0.2% |
1 |
0.2% |
| 福祉センター |
24 |
3.4% |
16 |
1.9% |
13 |
3.0% |
24 |
5.5% |
| 農 協 |
6 |
0.8% |
4 |
0.5% |
4 |
0.9% |
5 |
1.1% |
| JR小高駅 |
35 |
4.9% |
18 |
2.1% |
9 |
2.1% |
9 |
2.1% |
| 金融機関 |
18 |
2.5% |
2 |
0.2% |
7 |
1.6% |
17 |
3.9% |
| まちなかエリア |
95 |
13.4% |
5 |
0.6% |
0 |
0.0% |
4 |
0.9% |
| 学校等 |
16 |
2.3% |
15 |
1.8% |
11 |
2.5% |
14 |
3.2% |
| 商工会 |
9 |
1.3% |
13 |
1.5% |
0 |
0.0% |
3 |
0.7% |
| その他 |
29 |
4.1% |
43 |
5.1% |
19 |
4.3% |
28 |
6.4% |
| 合 計 |
710 |
100.0% |
849 |
100.0% |
437 |
100.0% |
437 |
100.0% |
※「まちなかエリア」は、予約時に上記の乗降場所以外の「まちなかエリア内」での乗降者。
※「その他」は、予約時に集計できなかった人及び団体予約者の乗降者。 |
●平成13年9月3日(月)〜12月28日(金)
●毎月月曜日〜金曜日まで(午前8時〜午後5時)
●運行日数[81日間] |
| 第2期試験運用期間の送迎サービスの利用者数総累計は7,420人、1日平均利用者数は91.6人であった。 |
| 〔1〕運行実績 |
月別の利用者状況は、図2-1に示すとおり、9月は1,681人(1日平均利用者数88.5人)、10月は1,978人(1日平均利用者数89.9人)、11月は1,916人(1日平均利用者数91.2人)、12月は1,845人(1日平均利用者数97.1人)と右肩上がりに1日平均利用者数が増えた。
当初目標であった1日平均利用者100人に対して、12月実績で97.1人となり、ほぼ目標を達成できるところまできた。
今後は、送迎サービス以外の多目的サービスの展開を重点的に検討していくことになる。 |
| 図2-1 第2期試験運行月別1日平均利用者状況 |
 |
| 第2期試験運行期間の1日平均利用者数は91.6人と第1期対比50.9%増となった。また、図2-2に示すとおり300円エリア利用者数は6,575人(88.6%)、100円エリア利用者数は845人(11.4%)となっており、郊外の地域からまちなかへの利用者が増加したことから、実利用者収入における平均単価が277.2円となった。 |
| 月別 |
運行
日数 |
利用者数 |
1日平均 |
300円エリア |
100円エリア |
実利用者
収入合計 |
平均単価 |
| 人数 |
% |
人数 |
% |
| 9月 |
19 |
1,681 |
88.5 |
1,489 |
88.6% |
192 |
11.4% |
465,900 |
277.2 |
| 10月 |
22 |
1,978 |
89.9 |
1,718 |
86.9% |
260 |
13.1% |
541,400 |
273.7 |
| 11月 |
21 |
1,916 |
91.2 |
1,697 |
88.6% |
219 |
11.4% |
531,000 |
277.1 |
| 12月 |
19 |
1,845 |
97.1 |
1,671 |
90.6% |
174 |
9.4% |
518,700 |
281.1 |
| 計 |
81 |
7,420 |
91.6 |
6,575 |
88.6% |
845 |
11.4% |
2,057,000 |
277.2 |
●平成14年1月7日(月)〜3月29日(金)
国土交通省実証実験期間:平成14年1月7日(月)〜3月1日(金)[38日間]
●毎月月曜日〜金曜日まで(午前8時〜午後5時)
●運行日数[57日間] |
第3期試験運行期間は、平成14年1月7日〜平成14年3月1日までの38日間は国道交通省実証実験による期間中は、送迎サービスの利用者数層累計は3,496人、内L-mode予約による利用が16回であった。また、安否確認サービスは、男性3人、女性6人に対して、週1回程度の頻度で実施した。
全運行期間の送迎サービスの利用者数総累計は、5,467人1日平均利用者数は95.9人であった。 |
| 〔1〕運行実績 |
| 月別の利用者状況は、図3-1に示すとおり、1月は1,709人(1日平均利用者数94.9人)、2月は1,862人(1日平均利用者数98.0人)、3月は1,896人(1日平均利用者数94.8人)であった。 |
| 図3-1 第3期試験運行月別1日平均利用者状況 |
 |
| 第3期試験運行期間の1日平均利用者数は95.9人となった。また、図3-2に示すとおり300円エリア利用者数は4,889人(89.5%)、100円エリア利用者数は578人(10.5%)となっており、実利用者収入における平均単価は第2期試験運行期間とほぼ同値の278.9円であった。 |
| 月別 |
運行
日数 |
利用者数 |
1日平均 |
300円エリア |
100円エリア |
実利用者
収入合計 |
平均単価 |
| 人数 |
% |
人数 |
% |
| 1月 |
18 |
1,709 |
94.9 |
1,507 |
88.2% |
202 |
11.8% |
472,300 |
276.4 |
| 2月 |
19 |
1,862 |
98.0 |
1,689 |
90.7% |
173 |
9.3% |
524,000 |
281.4 |
| 3月 |
20 |
1,896 |
94.8 |
1,693 |
89.3% |
203 |
10.7% |
528,200 |
278.6 |
| 計 |
57 |
5,467 |
95.9 |
4,889 |
89.4% |
578 |
10.6% |
1,524,500 |
278.9 |
| 以下の〔2〕から〔11〕までの状況等は、国道交通省実証実験期間中のものである。 |
| 〔2〕行政区別利用者状況 |
行政区別の利用者数(男女別)状況は、図3-3のとおりである。塚原行政区の利用者数がダントツで多く、次に村上、大井、片草、飯崎の順で続いている。
塚原行政区は、利用者数全体(区域不明を含む)の1割強を占めている。 |
| 図3-3 行政区別利用者状況(男女別) |
 |
| 〔3〕利用回数状況 |
| 利用者の利用回数状況は、図3-3に示すように、6割以上の人が2回以上利用しており、中には40回以上というほとんど毎日利用している人もいる。 |
| 図3-4 利用回数状況 |
 |
| 〔4〕利用回数状況 |
| 利用者の利用回数状況は、図3-5に示すように、6割以上の人が2回以上利用しており、中には40回以上というほとんど毎日利用している人もいる。 |
| 図3-5 利用回数状況 |
 |
| 〔5〕性別・年代別利用者状況 |
| 利用者の性別の割合では、図3-6に示すように、約6割が女性、4割が男性である。また、年代別では70歳代が42%、60歳代が13%、80歳代が23%であり、利用者の7割が70歳以上の高齢者である。 |
| 図3-6 性別・年代別利用者状況(不明者を除く) |
 |
| 〔6〕一日平均利用者数 |
| 1日当たりの平均利用者数は、図3-7に示すように、女性48.1人、男性36.4人、不明7.5人で、合計92人/日の利用者数であった。 |
| 図3-7 一日平均利用者数 |
 |
| 〔7〕曜日別利用者数推移状況 |
| 曜日別の利用者推移状況は、図3-6に示すように、水曜日が一番少なく、月曜日と金曜日の利用者数が多くなっている。中でも、金曜日の利用者数は平均で110人を超えている。 |
| 図3-8 曜日別利用者数推移状況 |
 |
| 〔8〕時間帯別利用者数推移状況 |
| 時間帯別の利用者数推移状況は、図3-9に示すように、午前中に61.5人(67%)が利用し、その中でも10時台がピーク19.2人(21%)である。 |
| 図3-9 時間帯別利用者数推移状況 |
 |
| 〔9〕乗車場所/下車場所区分別状況(午前/午後別) |
利用者の利用目的調査として、午前と午後の乗車場所⇒下車場所ルートを集計した結果は図3-10のとおりである。
午前中は、ほとんどが自宅と医療機関の往復に利用され、次に商店街からの帰宅に利用されている。一方、午後は、医療機関からの帰宅が一番多く、次が商店街からの帰宅利用である。また、自宅と公共機関の往復に午前、午後とも割と利用されており、教育機関への利用は午後に偏っている。 |
| 図3-10 乗車場所/下車場所区分別状況(午前/午後別) |
 |
| 〔10〕時間帯別乗車場所/下車場所状況 |
| 時間帯別の乗車場所状況は、図3-9のとおりである。8時、9時台はほとんどが会員の自宅から乗っている。10時以降は医療機関と商店街からの乗車が目立ってきている。 |
| 図3-11 時間帯別乗車場所状況 |
 |
| 乗車時間 |
会員 |
医療 |
商店 |
公共 |
サービス |
飲食 |
教育 |
金融 |
農協 |
公衆電話 |
企業 |
地域 |
その他 |
| 8時台 |
417 |
3 |
|
|
1 |
|
|
|
|
|
|
|
1 |
| 9時台 |
563 |
44 |
6 |
1 |
6 |
|
|
1 |
|
|
|
2 |
3 |
| 10時台 |
273 |
279 |
146 |
9 |
5 |
4 |
1 |
4 |
4 |
|
2 |
|
4 |
| 11時台 |
65 |
319 |
153 |
5 |
9 |
|
|
3 |
|
2 |
|
|
4 |
| 12時台 |
49 |
232 |
105 |
16 |
7 |
2 |
|
2 |
|
|
|
|
3 |
| 13時台 |
43 |
43 |
28 |
18 |
3 |
2 |
|
3 |
|
|
|
|
|
| 14時台 |
81 |
37 |
69 |
34 |
9 |
2 |
4 |
1 |
|
|
|
|
7 |
| 15時台 |
61 |
55 |
39 |
11 |
6 |
11 |
15 |
|
|
|
1 |
|
3 |
| 16時台 |
26 |
50 |
35 |
18 |
3 |
3 |
4 |
|
|
2 |
|
|
6 |
| 17時台 |
2 |
1 |
1 |
4 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| 時時間帯別の下車場所状況は、図3-12のとおりである。8時、9時台はほとんどが医療機関で下車している。公共機関へは9時台が多く、商店街へは10時台が一番多い。 |
| 図3-12 時間帯別下車場所状況 |
 |
| 乗車時間 |
会員 |
医療 |
公共 |
商店 |
金融 |
サービス |
農協 |
教育 |
飲食 |
公衆電話 |
その他 |
不明 |
| 8時台 |
19 |
353 |
17 |
5 |
|
9 |
2 |
1 |
|
|
3 |
13 |
| 9時台 |
51 |
458 |
47 |
14 |
14 |
13 |
10 |
|
1 |
2 |
1 |
15 |
| 10時台 |
403 |
215 |
15 |
32 |
18 |
11 |
4 |
1 |
2 |
|
2 |
28 |
| 11時台 |
463 |
38 |
6 |
21 |
13 |
|
1 |
|
1 |
|
4 |
13 |
| 12時台 |
341 |
21 |
7 |
20 |
6 |
|
|
|
5 |
|
1 |
13 |
| 13時台 |
84 |
33 |
3 |
7 |
7 |
2 |
|
|
1 |
|
|
3 |
| 14時台 |
178 |
28 |
5 |
7 |
5 |
2 |
1 |
2 |
|
|
1 |
17 |
| 15時台 |
130 |
27 |
15 |
4 |
1 |
|
|
12 |
|
|
|
13 |
| 16時台 |
114 |
17 |
8 |
4 |
|
|
|
|
|
|
2 |
2 |
| 17時台 |
3 |
3 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2 |
| これらの結果から、利用者数の多い午前中は自宅から医療機関へ行く時に利用し、商店街で買い物をしてから午後に自宅へ帰ってくる時に利用している人が多いのが分かる。 |
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