1.全業種の景況概況
県内商工会地区における今期(平成28年10～12月期)の中小企業景況調査の結果によると、前期DI値と比較して売上額（完成工事額）では、製造業（2.1ポイント悪化）、小売業（2.5ポイント悪化）、サ－ビス業（3.2ポイント改善）でほぼ現状維持、建設業（5.4ポイント悪化）でやや悪化となっている。
採算においては、製造業（4.1ポイント悪化）、小売業（0.9ポイント悪化）、サ－ビス業（2.6ポイント改善）でほぼ現状維持、建設業（10.8ポイント改善）でやや好転となっている。
また、今期DI値と比較した来期(平成29年 1～ 3月期)の見通しは売上額（完成工事額）では、製造業（4.1ポイント改善）、小売業（1.6ポイント悪化）でほぼ現状維持、建設業（16.2ポイント悪化）で悪化、サ－ビス業（8.3ポイント改善）でやや好転の見通しとなっている。採算においては、製造業（4.1ポイント改善）、小売業（3.2ポイント悪化）、サ－ビス業（5ポイント改善）でほぼ現状維持、建設業（5.4ポイント悪化）でやや悪化の見通しとなっている。
お天気マークを見ると、今期の売上額（完成工事額）において、製造業で今期雨から来期小雨、建設業、サービス業で来期まで雨、小売業で来期まで大雨の見通しとなっている。採算において、製造業で今期雨から来期小雨、建設業で来期まで小雨、小売業、サービス業で来期まで雨の見通しとなっている。
